統合ソフトウェアソリューションで設計性能の保障、正確度の改善、発売時間の短縮など、総合的な5Gワークフロー構築を支援
業界初のシミュレーションと設計、テストワークフローを統合したSWプラットフォーム「PathWave」ロゴイメージ
キーサイトテクノロジーズが拡張および予測が可能な開放型5G およびmmWave ソフトウェアソリューションPathWave Design 2021 をリリースすると発表した。 このソリューションを使用して設計·検証エンジニアはデバイス、回路、システム設計に向上した性能と正確度を加え、チップ、ボード及びシステム製品の発売を加速化できる。
5G が広範囲の部門に早いスピードで採用されている。 世界の移動通信事業者が4Gから脱し、商用5Gの構築を急いでいる。 装備メーカーと供給メーカーは、主要5G構築ベンダーに選定されるため、設計の際、性能やコスト(歩留まり)、発売時期を最適化しなければならない。 しかし、5Gの複雑性や設計統合が増加している現象とあいまって、より大きな周波数が必要となり、後半部の設計繰り返しをなくし、初の試みで成功できる総合的な統合アプローチが求められている。
キーサイトPathWaveソフトウェアソリューション事業部の総括管理者であるトム·リリック(TomLillig)は「4Gおよび初期標準に対する現在の設計方法論は設計が速く市場にお目見えするよう大まかな性能指数を使用する」とし「5G広帯域変調構造のために統合要件が増加する現代設計でこのような既存のアプローチは十分ではなく、前世代の設計とともに開発された設計技術は5G標準を満たすには十分ではない」と付け加えた。
PathWave 5Gはシミュレーションから検証まで、そしてテストと製造を含めすべての設計段階で新しい機能で高い周波数と複雑性の問題を解消する。 エンジニアは無線周波数マイクロウェーブ(RFMW)ワークフローにモデルケースを適用し、製品日程を相当部分短縮できる。
キーサイトのPathWaveDesign2021ソフトウェア製品群により、システム統合者はRF回路とアンテナ及び変調信号によりシステム性能を予測することができ、システム設計者はデジタル、RF及びアンテナシステムシミュレーションから結合プラットフォームにRFモデリングを正確に行うことができる。
一方、キーサイトのPathWave設計ソフトウェア製品群には、PathWave Advanced Design System(ADS)、PathWave RFIC Design(Golden Gate)、PathWave System Design(SystemVue)、PathWave EM Design(EMPro)およびPathWave Device Modeling(IC-CAP)があり、これらのソフトウェアは無線周波数マイクロFMWa
ESL(Electronic System-Level)シミュレーション、設計速度、正確さ、堅牢さを高めるデバイスモデリングを含め、様々な5G課題を処理するのに必要な主要機能を提供する。