ROHM、VR·AR·MRアプリケーション視線追跡用超小型「赤外LED」発売

(赤外(ピーク波長860nm)LEDとして、超小型サイズ(業界最小1.0mm×0.55mm、t=0.5mm)
ROHMがVR、拡張現実、混合現実などの機能を搭載するゲーム機や産業分野のヘッドセット、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)用途で側面発光(Side-view)タイプの超小型赤外LED「CSL1501RW」を開発した。

CSL1501RW は赤外(ピーク波長860nm)LED として、超小型サイズ(業界最小1.0mm×0.55mm、t=0.5mm)で実装面に対して側面発光が可能なので、アプリケーションに高いデザイン自由度を提供する。

また、ロームの強みである素子製造工程から行う開発体制により発光効率を向上させることで、従来品に比べ消費電力を20%以上削減できるため、性能向上が求められるVR·AR·MRアプリケーションの視線追尾用光源に最適である。

製品は11月からサンプル出荷を開始し、2021年3月から月100万個の生産体制で量産する予定だ。

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